「精密採点DX-G」の採点5項目において唯一目に見えてハッキリわかる事項です
正確に歌えば満点ですが音を外せば100点から減点されていく仕様です
なお加点はないのでいかに音を外さずに一曲を歌いきるかという事です
他の事項は「点」表示ですが音程だけは「%」表示になります(音程正確率)

ボナカンを狙うには満点の100%中90%以上は欲しいところです
私の場合では88%でも20回以上のボナカンは出ていますが
音程以外の事項の点数や裏加点が高いか、素点が低い場合はボーナス点のおまけのおかげです
他の人のデータを見ると86%でもボナカンが出てる事実はありますが基本は90%以上と考えてください





音程が他の事項と比較して良すぎた場合ボーナス点が低くボナカンしない場合があります
音程が97%以上の時にこの傾向が強くなる感じがします
下記の素点でボナカンしない時は本当に心が折れますw





これは私ではありませんが童謡では稀に起こる悲惨なデータです
裏加点がほぼ入らないケースですが裏減点もある例です









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まずは音程正確率についてしっかり把握しておきましょう
白い音程バー通りに歌っていくとバーが黄色に変わっていきます
その場合黄色ではなく赤くなると音程が外れているんだとすぐわかりますが
全部のバーが黄色でも100%正確に歌えているとは限りません
その解説をしていきます



本題に入る前に雑学的な情報を少々...

あまり知れ渡っていない(気付かない?)のが下図の赤丸で囲んだの青い星?です
歌っていくとメロディと同時に縦のバーが流れて行きその後から青い星が付随して光って行きます
この位置がバーの真ん中にあれば音程が正確で、上下していれば少しずれているという事です
下図で説明すると@はジャスト、Aは低め、Bは少し高め、という事です
もっと外すと青い星は出現しないでバーが黄色ではなく赤色になります

この青い星が全般にバーの下に出る人がものすごく多いです
いわゆる音程がフラット気味との人が多いという事です
一般的には口を大きく開いていない場合や発声自体が悪い場合にフラットになりやすいので要注意です

たまにはスマホなどで録画して確認するのも良い勉強になります
スマホスタンドは100均でも多く扱っていますが録画するには角度を変えれるものが良いです






通常はこの青い星を追いかける余裕はないと思います
ただロングトーンをかける時だけは凝視すると良いでしょう
上下にふらつかず2秒以上真直ぐ発声をすると一か所だけでロングの満点が取れます
「禁じられた恋」という曲中で4秒ほどロングをかけていますので参考にしてみてください



ロングの青い星参考動画:禁じられた恋 / 森山良子






もうひとつ知れ渡っていない黄色い星の紹介です
歌い終えた縦バーの後から黄色い星がピョンピョン上に跳ね上がって来ます
これはそのバーの正確率が80%以上の時に出現する星です
なお仕様上ページの一番最後(右端)のバーには出現しません

個人的に思うのですがこのピョンピョン星は必要ですかね〜
画面をきらびやかにする演出なのでしょうか
多分多くの人は気にもしてないと思いますw


   



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では音程バーの詳細を解説していきましょう
下図はひとつの音程バーだと思ってください
音(バー)を16分割して正確率をパーセンテージで判定しています
真ん中の黄色部分(4/16=1/4)で発声出来ていれば概ね90%〜100%の正確率で
それを外すと徐々に音程が悪いと判断されパーセンテージが下がって行きます
上に行くと音程がシャープ気味、下に行くとフラット気味という事で
正確率が30%以下になるとバーが赤くなるという仕様です

1ページ毎の音程の平均でページの最後に流れる星の色が変化します
正確にはそのページではなく概ね「前のページの8割強〜そのページの8割強」の平均です
また音程正解率が50%程度でも黄色で表示されるため
赤いバーが一か所もなくても流れる星が青の場合や星無しもあり得るわけです







1ページ毎に流れる正確率の星の色分けは下記の通りです





バーが赤くても30%の正確率がもらえます
 無発声や音抜け時の無色時は0%ですので
 何らかの声を出していた方がお得ですねw




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譜面モドキの解説もしておきましょう
音程バーの背景に12本の線があるのをご存じでしょうか
薄めの線ですので暗い背景時でやっと見える程度でしょうか

 

これは譜面の役割になっていて線上と線間合わせて2オクターブの音符の配置がされています
通常の曲の音域は2オクターブもないので譜面的にはこれで十分ですね
画像をハッキリさせるためにあえて白線を強調したのが下図です
曲は童謡「ウミ」の最後の部分です
この譜面モドキは見やすいようにキーを変えても同じ位置に配列されます移動ド
この曲では一番下の線が「レ」一番上の線が「ド」になっていて線間も含めて23音の表示が可能になっています
一番下の「レ」から線上の音符は「レ・ミ・ファ#・ソ#・ラ#・ド」となります
楽譜を読める人にはかえって見ずらいでしょうがこれを克服したら初見で歌えるようになったりしますかねw





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声域
リザルト画面の2ページ目の右下に声域という項目があります
赤色で塗られている個所が見てとれると思います
これはキーチェンジをした場合やオクターブ上下で歌った時に
原キーで歌うべき音域を歌っていない個所が赤く表示されるだけです

ちなみに
採点には一切影響がないのでご安心ください






「精密集計DX-G」では異なる表示になっています
「声域 → 音域」に変わっていますね






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最後に練習法を少し書いておきましょう
基本的に「音程」にはこれと言った攻略法や裏技はありません
ひたすら歌って正確率を上げるだけです

音程バーを凝視して歌いたいので歌詞は極力暗記した方が良いでしょう
苦手なフレーズは歌詞でなく「ラララ」などで練習する方法もあります
ガイドメロのある曲は一緒に歌いながらしっかりメロを覚えましょう

注意点をひとつ...
覚えているメロディは本当に正確なのか?という事です
ここでふたつの疑いを持って下さい
@メロを間違って覚えている場合
A原曲とガイドメロに違いがある場合

Aは思いの他多いので要注意です
基本的には原曲ではなくガイドメロの真似をするのがベストです
採点時にもガイドメロを流しながら歌うと音程が安定します

しかし演歌系に多いのですがガイドメロ自体かなりタメて歌っている場合があります
その通りに歌うとバーが赤く染まっていく事もありますのでケースバイケースです


いつも同じ所のバーが赤くなる場合は完全にメロを間違って覚えていると思われます
「一時停止」や「早戻し」機能を使って完璧に覚えるまで何度も繰り返し練習しましょう

採点時に「早戻し」を使用した場合は1回目がその対象となり後からの歌唱は採点されません
なお「早送り」や「サビへ」を使用した場合は2点減点されるので要注意です







ガイドボーカルはリモコンをタッチする度にモニター画面の表示が変わるので
「ガイドメロ大」にしてしっかり聴きながら練習するのが良いです







※ 自分に合っているキーで歌う
原曲のキーのまま意地で歌っている人も多いですね
高い音域が出ていないのに無理に歌っているのを聴くのは不快です
採点で高得点を出すどころか喉を痛める事にもなりかねません
発声が悪く無理なキーで歌っていると声帯ポリープの心配もあります
無理のないキーで何度も練習するのがベストです

逆に低過ぎるキーの場合は「音程」が合っていたとしても「安定性」での採点で
減点される場合もあります
自分の声域に合ったキー調整は大事です


以前「キーチェンジしたら負け」とか言っている人の記事を目にしました
こういう人って好きな歌手の真似をしたいだけだと思うのですが
衣類や靴などを真似する時もその歌手と同じサイズを買うのでしょうか?
多分自分に合ったサイズを購入するような...w
歌も同じですよ〜!



 まとめ...
 正確率90%以上を目指す
 口を大きく開けて発声を良くする
 練習時、採点時にガイドメロを利用する
 早戻しなどを使い繰り返し練習する
 自分に合ったキーで歌う